2015年09月15日
確認して下さい。二つ以上の年金手帳を持っていませんか?
こんばんは!
社労士の日(12月2日)に生まれた女 社労士試験合格者つっかーです
総務課にうつって早半年。
社会保険の資格取得手続きを行う際にいつも思います。
「基礎年金番号ってこれじゃない~ 」
正確に言えば、
「この年金番号ホントにちゃんと統合されているものなのか??」
「これで届け出てホントにいいのか?」
真面目に書類を提出してくれたみんなをハナから疑ってかかっているのが私です。
会社のみんなゴメンね
社会保険の手続きをする際に必ず記載しなければいけない 基礎年金番号
たぶんほとんどの人は、こんな番号大したことないと思っているんじゃないかなー
しかし、
年金番号がいくつもあって統合されていなかったりすると、将来もらう年金の額に不利益を被るおそれがあります。
年金の額って保険料を納めた期間に比例するから。そして、その納めた期間は年金番号で管理されているから。
ゆえに
この年金番号、実はとても重要なものなんですね~
そこで
皆さまに質問
年金手帳お持ちですか?
持っているなら何冊お持ちですか?
年金手帳はオレンジですか?それとも青ですか?
厚生年金保険被保険者証って持っていませんか?
国民年金手帳って持っていませんか?
まず、二十歳以上で年金手帳を持っていない方は再発行して下さいね!
持っていないのはおかしい。
たぶん失くしているだけですから
※ ただし、共済年金にしか加入したことがない方は持っていない可能性もあります。その場合は、『基礎年金番号通知書』というものが送られてきていますよ。
そして、青色の年金手帳を2冊以上持ってる方、その手帳に書かれている番号は同じ番号ですか?違う番号ですか?
違う番号であれば年金事務所へ行って統合して下さいね。
基礎年金番号が二つあることになっていて、年金を請求するときに面倒くさいことになります。
そして、オレンジと青色の年金手帳を持っている方、または厚生年金保険被保険者証と国民年金手帳とオレンジの手帳と青色の手帳のそれぞれを持っている方、また、様々な組み合わせで手帳を持っている方、それぞれの番号が統合されていない可能性があります。年金事務所で確認して下さい!
もしちゃんと統合されていれば、青色の年金手帳の年金番号があなたの基礎年金番号のはずです。
とりあえず
訳がわからなくても年金手帳らしきものが複数ある場合は、会社の総務の方か年金事務所へ確認して下さい。
「年金番号教えて」
と、会社に言われたからと言ってテキトーに教えていたら不利益を被るかもしれませんよ。
しかし、なんとも複雑怪奇な年金制度
しかも、年金情報の流出に年金記録問題。
確かに腹のたつことばかりですが、知らないでは済まされないこともあります。
そこのところ、微力ですが、ブログを通してお手伝いできたらいいなぁと思っています~
年金手帳に関する年金制度の変遷 (簡単に)
※ H9年1月より青色の年金手帳が発行されるようになり、国民年金と厚生年金と共済年金等に共通の基礎年金番号が国民一人ひとりに割り振られる。
※ H8年12月迄はオレンジの年金手帳等が発行され、国民年金、厚生年金、共済年金と別々に年金番号が割り振られ、それぞれの制度で管理されていた。
ここでの問題は、年金番号が各制度ごとに管理されていた事によって、制度を変えて年金に加入した場合、それぞれの制度がそれぞれ他の制度で付与された年金番号を知ることができず、加入期間に漏れができてしまう可能性があった (本人が把握してれば良いのですが、現実問題難しいですよね)。
ちなみに、H9年1月の基礎年金番号の付与に際して『基礎年金番号通知書』をみんなに一斉に送っています (例外あり)。
これにも自分の基礎年金番号が書かれていますよ。
大昔の話過ぎて覚えてないかもですが。。(*^^*)
これを期に是非確認して下さいね♪
そして、総務人事担当の皆さま。
もし新入社員が入社して資格取得の手続きをする際は、年金手帳のあれこれ教えてあげて下さいね!
手帳の見本
↓ ↓
社労士の日(12月2日)に生まれた女 社労士試験合格者つっかーです
総務課にうつって早半年。
社会保険の資格取得手続きを行う際にいつも思います。
「基礎年金番号ってこれじゃない~ 」
正確に言えば、
「この年金番号ホントにちゃんと統合されているものなのか??」
「これで届け出てホントにいいのか?」
真面目に書類を提出してくれたみんなをハナから疑ってかかっているのが私です。
会社のみんなゴメンね
社会保険の手続きをする際に必ず記載しなければいけない 基礎年金番号
たぶんほとんどの人は、こんな番号大したことないと思っているんじゃないかなー
しかし、
年金番号がいくつもあって統合されていなかったりすると、将来もらう年金の額に不利益を被るおそれがあります。
年金の額って保険料を納めた期間に比例するから。そして、その納めた期間は年金番号で管理されているから。
ゆえに
この年金番号、実はとても重要なものなんですね~
そこで
皆さまに質問
年金手帳お持ちですか?
持っているなら何冊お持ちですか?
年金手帳はオレンジですか?それとも青ですか?
厚生年金保険被保険者証って持っていませんか?
国民年金手帳って持っていませんか?
まず、二十歳以上で年金手帳を持っていない方は再発行して下さいね!
持っていないのはおかしい。
たぶん失くしているだけですから
※ ただし、共済年金にしか加入したことがない方は持っていない可能性もあります。その場合は、『基礎年金番号通知書』というものが送られてきていますよ。
そして、青色の年金手帳を2冊以上持ってる方、その手帳に書かれている番号は同じ番号ですか?違う番号ですか?
違う番号であれば年金事務所へ行って統合して下さいね。
基礎年金番号が二つあることになっていて、年金を請求するときに面倒くさいことになります。
そして、オレンジと青色の年金手帳を持っている方、または厚生年金保険被保険者証と国民年金手帳とオレンジの手帳と青色の手帳のそれぞれを持っている方、また、様々な組み合わせで手帳を持っている方、それぞれの番号が統合されていない可能性があります。年金事務所で確認して下さい!
もしちゃんと統合されていれば、青色の年金手帳の年金番号があなたの基礎年金番号のはずです。
とりあえず
訳がわからなくても年金手帳らしきものが複数ある場合は、会社の総務の方か年金事務所へ確認して下さい。
「年金番号教えて」
と、会社に言われたからと言ってテキトーに教えていたら不利益を被るかもしれませんよ。
しかし、なんとも複雑怪奇な年金制度
しかも、年金情報の流出に年金記録問題。
確かに腹のたつことばかりですが、知らないでは済まされないこともあります。
そこのところ、微力ですが、ブログを通してお手伝いできたらいいなぁと思っています~
年金手帳に関する年金制度の変遷 (簡単に)
※ H9年1月より青色の年金手帳が発行されるようになり、国民年金と厚生年金と共済年金等に共通の基礎年金番号が国民一人ひとりに割り振られる。
※ H8年12月迄はオレンジの年金手帳等が発行され、国民年金、厚生年金、共済年金と別々に年金番号が割り振られ、それぞれの制度で管理されていた。
ここでの問題は、年金番号が各制度ごとに管理されていた事によって、制度を変えて年金に加入した場合、それぞれの制度がそれぞれ他の制度で付与された年金番号を知ることができず、加入期間に漏れができてしまう可能性があった (本人が把握してれば良いのですが、現実問題難しいですよね)。
ちなみに、H9年1月の基礎年金番号の付与に際して『基礎年金番号通知書』をみんなに一斉に送っています (例外あり)。
これにも自分の基礎年金番号が書かれていますよ。
大昔の話過ぎて覚えてないかもですが。。(*^^*)
これを期に是非確認して下さいね♪
そして、総務人事担当の皆さま。
もし新入社員が入社して資格取得の手続きをする際は、年金手帳のあれこれ教えてあげて下さいね!
手帳の見本
↓ ↓
この記事へのコメント
なるほど。そういうことだったのか。
手帳が2冊あるのが気になりつつも、調べるのを怠っておりましたが、これでスッキリしました。
分かりやすい説明ありがとうございます。
Posted by 山猫 at 2017年01月06日 15:09
山猫 様
初めまして!
お役にたてたのならすごく嬉しいです。こちらこそありがとうございます。励みになります。
Posted by 津嘉山若菜 at 2017年01月07日 22:57
つっかー様
初めまして。
興味深く拝見しました。
オレンジの手帳が2冊あって、
一つには国民年金の番号が記載されている
もう一つには基礎年金番号通知書が貼ってあり
国民年金番号が記載されていない!
昔、年金記録問題があった時に
記録が漏れていた者ですが、
その時に統合?されていると理解しています。
もしも年金事務所で統合されたあとも
オレンジ手帳は2冊のままなのでしょうか?
Posted by せら at 2019年08月14日 18:49