2016年08月14日

Posted by Tsukayama Wakana
at 23:52
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職場の社会保険に関する話

ちょっとマニアックな社会保険料のはなし

こんばんは!津嘉山です。


給与計算をしていてぶち当たった壁。

「五捨六入」

五捨六入?
四捨五入じゃなくて?


ご存知のように、
健康保険料及び厚生年金保険料は、標準報酬月額に保険料率をかけて算出し、毎月の給与から控除されます。
そして、会社側はそれを翌月末日までに納付することとなっています。


そこで、
私達給与計算担当者は、地道にコツコツと作業をする訳ですが、
そこで注意すること。

標準報酬に保険料率をかけるとだいたいは端数が出るんです。
その場合、その処理ってどうしているんでしょう?


切り捨て?切り上げ?
四捨五入?
担当者の気分次第?


担当者の気分次第だと困りますね。


端数処理については、協会けんぽ保険料額表の下の方に小さな字で書かれています (ちっちゃ)。
50銭以下は切り捨て、50銭を超えると切り上げ。
いわゆる、
五捨六入 しないといけないんですねー


まぁ、給与計算ってほとんどは給与システムで行っていると思うので、そんな細かいところまで気にしないで問題はないかと思います。
が、いざ、自分で数字を出すとなるとこんな事実にぶち当たるのです。
なかなか面白いですよね〜
基本、システムも全面的に信用はしていない性分なもので、自分で手計算も行います 笑



ちなみに、この端数処理については、
事業主と使用者との間に特別の取り決めがあればそれに従うことになりますので、原則論だということを添えておきます。


しかし、端数処理ってなんでこんなに統一性がないんでしょう。
今回の話は、給与を支払う前に保険料を控除する時のお話ですが、被保険者が被保険者分の保険料を使用者に現金で支払う場合は四捨五入になりますし、納入告知書の額は使用者分と被保険者分の合算額の切り捨てになりますし・・

とことん気をつけるしかないですね。。



【五捨六入の計算式】
↓ ↓
ROUNDUP関数を使用


=ROUNDUP( 標準報酬月額 ✖️ 保険料率 ➖0.5 ,0 )








ちょっとマニアックな社会保険料のはなし
ごちゃごちゃ端数っぽくないですか 笑!?















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